NPO法人 火山洞窟学会【定款】
NPO Vulcanospeleogical Society
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特定非営利活動法人 火山洞窟学会 定款
第1章  総 則

(名称)
第1条 この法人は、特定非営利活動法人火山洞窟学会という。

(事務所)
第2条 この法人は、主たる事務所を東京都文京区大塚3丁目6番1号に置く。

(目的)
第3条 この法人は、火山洞窟学に関連する学術調査・研究・普及・啓蒙及び研究奨励・表彰等の事業を通じて、火山防災の知識等を社会に還元し、一般市民に火山洞窟学への関心及びこれに関連のある自然科学等の進歩に寄与することを目的とする。

(特定非営利活動の種類)
第4条 この法人は、前条の目的を達成するため、次の種類の特定非営利活動を行う。
(1)社会教育の推進を図る活動
(2)学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動
(3)環境の保全を図る活動
(4)地域安全活動
(5)以上の活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

(事業の種類)
第5条 この法人は、第3条の目的を達成するため、特定非営利活動に係わる次の事業を行う。
(1)火山洞窟学及びこれに関連のある諸科学に関する学術調査・研究事業
1.火山洞窟学に関する定期大会及び学術講演会等の開催
2.会誌等機関誌及び研究報告書の発行
3.火山洞窟学及びこれに関連のある諸科学に関する研究・調査
(2)火山洞窟学及びこれに関連のある諸科学の普及・啓蒙事業
1.公開講座・講演会・発表会等の開催
2.火山洞窟学及びこれに関連のある諸科学の普及・啓蒙のための出版物等の発行・インターネットによる情報の提供
(3)火山洞窟学及びこれに関連のある諸科学に関する研究を奨励するための表彰
(4)国内外の関連団体との連絡及び協力事業
(5)その他目的を達成するために必要な事業

2 この法人は、次のその他の事業を行う。
(1)機関誌等への広告掲載

3 前項に掲げる事業は、第1項に掲げる事業に支障がない限り行うものとし、その収益は、第1項に掲げる事業に充てるものとする。


第2章 会 員

(種別)
第6条 この法人の会員は、次の2種とし、正会員をもって特定非営利活動促進法(以下「法」という)上の社員とする。
(1)正会員 この法人の目的に賛同し、入会した個人又は団体
(2)一般会員 この法人の目的に賛同し入会した個人又は団体

(入会)
第7条 会員の入会については、特に条件を設けない。
2 この法人の会員になろうとするものは、別に定める入会申し込み書を会長に提出する。会長は、入会の申込があったときは、正当な理由がない限り、入会を認めなければならない。

(入会金及び会費)
第8条 会員は、総会において別に定める会費を納入しなければならない。
2 会費は年額とし、前納しなければならない。

(会員の資格の喪失)
第9条 会員が次の各号の一に該当する場合には、その資格を喪失する。
(1)退会届の提出をしたとき。
(2)本人が死亡し、もしくは失踪宣告を受け、又は会員である団体が消滅したとき。
(3)除名されたとき。

(退 会)
第10条 会員は、会長が別に定める退会届を会長に提出して退会することができる。

(除 名)
第11条 会員が次の各号の一に該当する場合には、理事会の議決により、これを除名することができる。
(1)この定款に違反したとき。
(2)この法人の名誉を著しく損ない、又は目的に反する行為をしたとき。
(3)正当な理由なく会費を継続して2年以上滞納したとき。

2 前項の規定により会員を除名しようとする場合は、議決の前に当該会員に弁明の機会を与えなければならない。

(拠出金品の不変換)
第12条 既に納入した入会金、会費その他の拠出金は、返納しない。


第3章 役 員

(役 員)
第13条 この法人に、次の役員を置く。
(1)理事 5人以上8人以内
(2)監事 1人以上2人以内

2 理事のうち一人を会長とし、1人以内を副会長とする。

(選任等)
第14条 理事及び監事は正会員の中から総会において選任する。

2 会長、副会長は、理事の中から互選により定める。

3 役員のうちには、それぞれの役員について、その配偶者若しくは三親等以内の親族が1人を越えて含まれ、又は当該役員並びにその配偶者及び三親等以内の親族が役員の3分の1を越えて含まれることになってはならない。

4 法20条各号のいずれかに該当する者は、この法人の役員になることができない。

5 監事は、理事又はこの法人の職員を兼ねてはならない。

(職務)
第15条 会長は、この法人を代表し、その業務を総理する。

2 副会長は、会長を補佐し、会長の事故があるとき又は会長が欠けたときは、会長があらかじめ指名した順序によって、その職務を代行する。

3 理事は、理事会を構成し、この定款の定め及び総会または理事会の議決に基づき、この法人の業務を執行する。

4 監事は、次に揚げる職務を行う。
(1)理事の業務執行の状況を監査すること。
(2)この法人の財産の状況を監査すること。
(3)前2号の規定による監査の結果、この法人の業務又は財産に関し不正の行為又は法令若しくは定款に違反する重大な事実があることを発見した場合には、これを総会又は所轄庁に報告すること。
(4)前号の報告をするために必要がある場合には、総会を召集すること。
(5)理事の業務執行の状況又はこの法人の財産の状況について、理事に意見を述べること。
(6)前号の意見を述べるために必要がある場合には、理事会を召集すること。

(任期等)
第16条 役員の任期は、2年とし、再任を妨げない。

2 補欠のため、又は増員により就任した役員の任期は、それぞれ前任者又は現任者の任期の残存期間とする。

3 役員は、辞任又は任期満了後においても、後任者が就任するまでは、その職務をおこなわなければならない。

(欠員補充)
第17条 役員のうち、その定数の3分の1を越える者が欠けたときは、遅滞なくこれを補充しなければならない。

(解任)
第18条 役員が次の各号の一に該当する場合には、これを解任することができる。
(1)心身の故障のため、職務の遂行に耐えないと認められるとき。
2)職務上の義務違反その他役員としてふさわしくない行為があったとき。
2 役員の解任には、総会の議決を要する。

3 前2項の規定により役員を解任しようとする場合は、議決の前に当該役員に弁明の機会を与えなければならない。

(報酬等)
第19条 役員は無報酬とする。ただし、役員には、その職務を執行するために要した費用を弁償することができる。

2 前項に関し必要な事項は、総会の議決を経て、会長が別に定める。


第4章 会 議

(種 別)
第20条 この法人の会議は、総会及び理事会の2種とする。

2 総会は、通常総会及び臨時総会とする。

(総会の構成)
第21条 総会は正会員をもって構成する。

(総会の機能)
第22条 総会は以下の事項について議決する。
(1)定款の変更
(2)解散及び合併
(3)事業計画及び収支予算並びにその変更
(4)事業報告及び収支決算
(5)役員の選任または解任、職務及び費用弁償
(6)入会金及び会費の額
(7)資産管理の方法
(8)借入金(その事業年度内の収入をもって償還する短期借入金を除く、第50条において同じ)その他新たな義務の負担及び権利の放棄
(9)解散時の残余財産の帰属先の選定
(10)事務局の組織及び運営
(11)その他運営に関する重要事項

(総会の開催)
第23条 通常総会は、毎年1回開催する。

2 臨時総会は、次に掲げる場合に開催する。
(1)理事会が必要と認め、召集の請求をしたとき。
(2)正会員総数の3分1以上から会議の目的を記載した書面により召集の請求があったとき。
(3)監事が第15条第4項第4号の規定に基づいて召集するとき。

(総会の招集)
第24条 総会は、前条第2項第3号の場合を除いて、会長が招集する。

2 会長は、前条第2項1号第2項の規定による請求があったときは、その日から90日以内に臨時総会を招集しなければならない。

3 総会を招集する場合には、会議の日時、場所、目的及び審議事項を記載した書面により、開催の日の少なくとも5日前までに通知しなければならない。

(総会の議長)
第25条 総会の議長は、会長がこれにあたる。

(総会の定足数)
第26条 総会は、正会員数の3分の1以上の出席がなければ開会することはできない。

(総会の議決)
第27条 総会における議決事項は、第24条第3項の規定によってあらかじめ通知した事項とする。

2 総会の議事は、この定款に規定するもののほか、出席した正会員の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

(総会での表決権等)     
第28条 各正会員の表決権は平等なものとする。

2 やむを得ない理由により総会に出席できない正会員は、あらかじめ通知された事項について、書面をもって表決し、又は他の正会員を代理人として表決を委任することができる。

3 前項の規定により表決した正会員は、前2条の規定の適用については出席したものとみなす。

(総会の議事録)
第29条 総会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。
(1)日時及び場所
(2)正会員総数及び出席者数(書面表決者又は表決委任者がある場合にあっては、その数を付記すること)
(3)審議事項
(4)議事の経過の概要及び議決の結果
(5)議事録著名人の選任に関する事項

2 議事録には、議長及び総会において選任された議事録著名人2名が、著名捺印又は著名しなければならない。

(理事会の構成)
第30条 理事会は、理事をもって構成する。

(理事会の権能)
第31条 理事会は、この定款に別に定める事項のほか、次の事項を議決する。
(1)総会に付議すべき事項
(2)総会の議決した事項の執行に関する事項
(3)その他総会の議決を要しない業務の執行に関する事項

(理事会の開催)
第32条 理事会は、次に掲げる場合に開催する。
(1)会長が必要と認めたとき。
(2)理事総数の2分1以上から理事会の目的である事項を記載した書面により招集の請求があったとき。
(3)監事が第15条第4項第6号の規定に基づいて招集するとき。

(理事会の招集)
第33条 理事会は、前条第3号の場合を除いて、会長が招集する。

2 会長は、前条第2号の場合にはその日から30日以内に理事会を招集しなければならない。

3 理事会を招集するときは、会議の日時、場所、目的及び審議事項を記載した書面により、開催の日の少なくとも5日前までに通知しなければならない。

(理事会の議長)
第34条 理事会の議長は、会長がこれにあたる。

(理事会の定足数)
第35条 理事会は、理事総数の2分1以上の出席がなければ開会することはできない。

(理事会の議決)
第36条 理事会における議決事項は、第33条第3項の規定によってあらかじめ通知した事項とする。

2 理事会の議事は、出席した理事の過半数をもって決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

(理事会の表決権等)
第37条 各理事の表決権は、平等なものとする。

2 やむを得ない理由のため理事会に出席できない理事は、あらかじめ通知された事項について書面をもって表決することができる。

3 前項の規定により表決した理事は、前2条の適用については、理事会に出席したものとみなす。

4 理事会の議決について、特別の利害関係を有する理事は、その議事の議決に加わることができない。

(理事会の議事録)
第38条 理事会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならない。
(1)日時及び場所
(2)理事総数、出席者数及び出席者氏名(書面表決者にあっては、その旨を付記すること)
(3)審議事項
(4)議事の経過の概要及び議決の結果
(5)議事録著名人の選任に関する事項

2 議事録には、議長及びその会議において選任された議事録著名人2人が記名捺印又は著名しなければならない。


第5章 資 産

(構 成)
第39条 この法人の資産は、次の各号に掲げるものをもって構成する。
(1)設立当初の財産目録に記載された資産
(2)入会金及び会費
(3)寄付金品
(4)財産から生じる収入
(5)事業に伴う収入
(6)その他の収入

(区 分)
第40条 この法人の資産は、特定非営利活動に係わる事業に関する資産、その他の事業に関する資産の2種とする。

(管 理)
第41条 この法人の資産は、会長が管理し、その方法は、総会の議決を経て、会長が別に定める。


第6章 会 計

(会計の原則)
第42条 この法人の会計は、法第27条各号に掲げる原則に従っておこなわなければならない。

(会計区分)
第43条 この法人の会計は、次のとおり区分する。
(1)特定非営利活動に係わる事業会計
(2)その他の事業会計

(事業年度)
第44条 この法人の事業年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。

(事業計画及び予算)
第45条 この法人の事業計画及びこれに伴う収支予算は、毎事業年度ごとに会長が作成し、理事会の承認を得て、総会の議決を経なければならない。

(暫定予算)
第46条 前条の規定にかかわらず、やむを得ない理由により予算が成立しないときは、会長は、理事会の議決を経て、予算成立の日まで前事業年度の予算に準じ収入支出することができる。

2 前項の収入支出は、新たに成立した予算の収入支出とみなす。

(予備費)
第47条 予算超過又は予算外の支出に充てるため、予算中に予備費を設けることができる。

2 予備費を使用するときは、理事会の議決を経なければならない。

(予算の追加及び更正)
第48条 予算成立後にやむを得ない事由が生じたときは、総会の議決を経て既定予算の追加又は更正をすることができる。

(事業報告及び決算)
第49条 この法人の事業報告書、財産目録、貸借対照表及び収支決算書等決算に関する書類は、毎事業年度終了後、速やかに、会長が作成し、監事の監査を受け、理事会の承認を経て、総会の議決を経なければならない。

2 決算上剰余金を生じたときは、次事業年度に繰り越すものとす。

(臨機の措置)
第50条 予算をもって定めるもののほか、借り入れその他新たな義務の負担をし、又は権利の放棄をしようとするときは、総会の議決を経なければならない。


第7章 定款の変更、解散及び合併

(定款の変更)
第51条 この法人が定款を変更しようとするときは、総会に出席した正会員の3分の2以上の多数による議決を経、かつ、法第25条第3項に規定する軽微な事項を除いて所轄庁の認証を得なければならない。

(解散)
第52条 この法人は、次に掲げる事由により解散する。
(1)総会の決議
(2)目的とする特定非営利活動に係わる事業の成功不能
(3)正会員の欠乏
(4)合併
(5)破産 
(6)所轄庁による設立の認証の取り消し

2 前項第1号の事由によりこの法人が解散するときは、所轄庁の認定を得なければならない。

3 第1項第2号の事由により解散するときは、正会員総数の4分の3以上の承諾を得なければならない。

(残余財産の帰属)
第53条 この法人が解散(合併又は破産による解散を除く)したときに残存する財産は、法第11条第3項に掲げる者のうち、総会において議決した者に譲渡するものとする。

(合併)
第54条 この法人が合併しようとするときは、総会において正会員総数の4分の3以上の議決を経、かつ、所轄庁の認証を得なければならない。


第8章 公告の方法

(公告の方法)
第55条 この法人の公告は、この法人の掲示場に掲示するとともに、官報に掲載して行う。


第9章 事務局

(事務局の設置)
第56条 この法人に、この法人の事務を処理するため、事務局を設置する。

2 事務局には、必要な職員を置く。

(職員の任免)
第57条 職員の任免は、会長がおこなう。

(組織及び運営)
第58条 事務局の組織及び運営に関し必要な事項は、総会の議決を経て、会長がこれを定める。


第10章 雑 則

(細則)
第59条 この定款の施行について必要な細則は、理事会の議決を経て、会長がこれを定める。


附則
1 この定款は、この法人の成立の日から施行する。

2 この法人の設立当初の役員は、次のとおりとする。
会長立原 弘
副会長勝間田 隆吉
理事本多 力
理事川村 一之
理事伊東 典夫
監事鈴木 一年td>
監事勇 勝美

3 この法人の設立当初の役員の任期は、第16条第1項の規定にかかわらず、この法人の設立の日から平成17年5月31日までとする。

4 この法人の設立当初の事業年度は、第44条の規定にかかわらず、この法人の成立の日から平成17年3月31日までとする。

5 この法人の設立当初の事業計画及び収支予算は、第45条の規定にかかわらず、設立総会の定めるところによる。

6 この法人の設立当初の入会金及び会費は、第8条の規定にかかわらず、次に掲げる額とする。
(1)入会金 正会員(個人、団体)、一般会員(個人、団体)ともに0円とする。
(2)年会費
1. 正会員 個人 5.000円   団体 20.000円
2. 一般会員 個人 3.000円 団体 10.000円(1口以上)

平成16年 2 月15 日

平成17年度総会(2005.05.22)において、役員が以下のように選任された。
会長立原 弘
副会長勝間田 隆吉
理事本多 力
理事川村 一之
理事宮下 弘文
監事勇 勝美
監事勝間田 明男